その後の進捗状況を少々書かせていただきます。
まず、1、セミナー兼交流会ですが、税理士の藤谷先生やプルデンシャル生命の牧野氏に協力していただき、本格的に動き始めます。 「次世代経営塾(仮)」25歳~40歳くらいの方で、起業したい方や経営者向けにセミナーをやっていく予定です。来月7日に発起パーティーを開催する予定。 いろいろな方がいろいろな塾や交流会をされてますから、やっていく価値がない、と皆様に判断された場合には早々にやめることもありえます。それくらい覚悟をもって、やっていこうと思っております。 2、「社会起業ゼミ」について。 いろいろな方にご相談させていただいております。これからの私の仕事にとって、かなり重要な位置を占めていきそうな予感。来週は早稲田の友成先生(たこツボ理論の先生)にもお会いしていろいろとご相談させていただき、さらに詰めていく予定。 3、先日のブログにも書いた、某医院での書類作成のその後談。 まだ、進行中ですが、債務者の方がまた債務の履行を怠り、先生はほとんどあきらめムード?法的手段も辞さない覚悟のS先生。法的手段になると、私の出番はほとんどなくなるんですけどね・・・。とりあえず事実の確認をさせていただき、いつ法的手続きになってもいいように、事実の積み上げ(将来役立つであろう「証拠」となるものを準備している、というカンジです。)をしております。 4、秋田の会社設立のお手伝いは、結局定款認証に行く前に止まってしまい、今回はやめることになりました。(株)情熱の水野社長の弟さんのお手伝いをする予定だったのですが、「当分の間は任意団体でいく」とのこと。そういう選択肢があってもいいでしょう。物事にはタイミングがあると思いますので。 5、他にもNPOの設立やら、国民生活金融公庫からの借入やら、資本金の減額手続き(登記申請はのぞく。)のお手伝いやら、会社設立のお手伝い(登記申請はのぞく。)やらをやっておりますが、お客様のご都合もあり、本当に少しずつ進んでいる、といった感じです。 6、今日は、知り合いのウェブコンサルをやられている個人事業主の方からご相談をいただきました。契約締結前に信頼関係が破壊されつつあり、この場合の、契約の解除(契約書はまだ交わしていないですし、口頭でも契約が成立しているかどうか、まだ確認はできていないのですが、そういう意味では「契約の解除」、というのは適切ではないかもしれません。)、損害賠償、訴え(られ)る可能性など、法律家としての腕の見せ所満載なご相談にのらせていただきました。 行政書士なんですが、そんなに法律の知識が必要ないで仕事が完了することも多い(!?)もので。「ああ、自分の法律知識が役立っているな」っていう自己満足が得られる相談をもちかけられるのはいいものです。 「弁護士に頼んで、裁判だあ!!!」 の前にちょっと行政書士が加わって、いろいろとアドバイスしていくことで、無駄な(全部が無駄とは決して言いません。)お金や時間や労力を費やさなくて済むことも多いです。 予防法務・・・行政書士が存在する、もっとも重要な意義かもしれません。予防法務は、私が行政書士としてやるべき使命の一つだと思っております。 いつもありがとうございます。 #
by ut-i
| 2008-06-08 00:26
先日、「将来、社会起業家になりたいけど、今、自分が何をすべきか分からない。」というメールでお問い合わせをくださった学生さんと、今日、新宿で初めてお会いしました。
彼いわく、「まさか、こういう展開になるとは思ってもいなかった。森さんからメールでちゃちゃっと返信をもらってそれで終わるんだろうと思っていた。」とのこと。残念ながら、私はそんなカタチで終わらせたりはいたしません。彼はまだ、社会起業という言葉についても最近知ったばかり、まだほとんど何も分からない状況であり、何か問題意識をもっているわけでもない、当然使命感がまだあるわけでもない、という状況です。 そんな彼に、90分くらいかけて、いろいろな情報を提供しました。 1、社会起業家フォーラムに登録してみて。毎週のようにいろいろな情報が入ってくるようになるから。 2、日本の社会起業家といえば、まずはNPO法人のEtic.だよ。Etic.を通じて将来インターンシップを経験してみたり、NEC社会起業塾に参加してみたりするといいよ。 3、他にも、NPO法人かものはしプロジェクト、NPO法人フローレンス、NPO法人コトバノアトリエなど、有名な社会起業家(団体)はたくさんいらっしゃるよ。今度一緒にお話を伺いに行ってみる? 4、日本にも社会起業家関連の本がいろいろあるよ。例えばねえ・・・ →①社会起業家―社会責任ビジネスの新しい潮流 (岩波新書) ②社会起業家―「よい社会」をつくる人たち (PHP新書) ③「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方 ④世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力 5、日本の社会起業家についての旗振り役である、田坂先生の本や講演会はいい学びがたくさんあるよ。 6、社会起業家に求められる要件みたいなのに、こんなのがあるよ。①・・・②・・・。 などといったお話をして、終わりの方に、申し訳程度に付け加えました。 7、実はねえ、最近私が考えているのは、大学の外で「社会起業ゼミ」を主催しようかと思っているんだ。学生はもちろん、フリーター・ニートの人も参加可能、社会人、知り合いの社長など、いろいろな人が集まって(出会えて)、一緒に学び、一緒に行動できるようなゼミにしたい、と考えているんだ。 これは前々回のブログに書いたとおりなんですが、意外にも 7 の食いつきがよかったりするんで、面白いものです。このゼミが必要とされるのであれば、本気でやらせていただきたいです。 大学内にゼミがあっても、院生向けだったり、他学部では入りにくかったりしませんか?大学内に(社会)起業サークルがあっても、学生だけだったりしがちかもしれませんよね?SNSでの集まりだと・・・どんなカンジなんだろ。まあ、とにかく、せっかくゼミをやろうと思っているので、ぜひ面白いモノにしたいなあ、と思うので、ない脳みそを振り絞り、いろいろな方のお知恵も拝借しているのが現状です。 いつもありがとうございます。ブログランキングにもご協力いただけますと幸いです。 ↓ #
by ut-i
| 2008-06-03 23:47
ナイチンゲールをご存知ですか?大体知っておられますよね。小さい頃に絵本などで読みましたかね。最近、ナイチンゲールの本(『福祉に生きた女性先駆者 鈴木眞理子著 草の根出版』)を読み直してみたら、結構、面白い(興味深い)人であったことに気づきました。以下、私の読書感想文(!?)です。
ナイチンゲールは心優しく、愛情に溢れた人であったのだろう、それが最近までの私のナイチンゲール像であった。 ところが、彼女はその反面で、多くの忍耐の時間・堅固な意志をもった人で、数学や科学に基づいた冷静さ(ある種の冷徹さ)も持ち合わせていたことは知らなかった。 ノブレスオブリージュ(高貴なる使命感)が彼女にはもともとあったのかも知れないが、私のような一市民であっても、「事を為す(成す)」にはまず「知る」ことが重要であろう。もちろん偶然「知ってしまう」ということもあろうが、では、「知った」とき、次に私たちはどうするであろうか。人に「伝え」たり、自分で「研究したり勉強したり」するだろうか。そういう行動をとる人は、「事を為(成)しうる」人なのだろう。 では、「伝え」たり、「学ん」だりしたときに使命感を持ち、共感してくれる仲間を探し出し、彼らを巻き込み、その問題を解決するため「行動を起こす」ことができるか。 さらに「行動を起こし」たとき、思わぬ敵が、既得権益を守ろうとする敵が現れたり、困難が生じたときに、己の信じるところを貫くことができるであろうか。それらができる人が「事を為す(成す)人」なのだろう。 そして、その行動には、素朴で純粋な「人に対する愛」がこもっていなければなるまい。 私が行政書士として(行政書士の立場で)「事を為(成)」したいと考えていることは、社会起業家の育成であり、社会起業家とともに日本や社会の各分野に存在する問題の解決をはかっていくことである。 今の私にはまだまだ知識も経験も人脈も金銭も十分にあるとはいえない。あるのは熱い想いと冷静さだけかもしれない。 「事を為(成)す」ために学ぶべきこと、必要とされるものは数多いが、行政書士という職業を選んだ最初の動機・想いを忘れることなく日々精進して参りたい、という所存である。 以上 ブログランキングにもご協力いただけましたらありがたいです。 福祉に生きた女性先駆者―F.ナイチンゲールとJ.アダムス (Grass Roots 6) #
by ut-i
| 2008-06-02 00:02
昨日、ある大学の学生さんからお問い合わせをいただきました。
「将来は社会起業家になりたい。でも、今、自分が何をすべきかわからない。だからヒントがほしい。」 結構、学生さんで、将来、(社会)起業をしたい、という方は多いでしょう。 特に最近の一種の「社会起業ブーム」も後押ししているようで、大学のゼミやサークルなどで勉強したり、mixiなどでそんなコミュニティを作ったりしている方もいらっしゃいますよね。 つまり、世の中カネも(もちろん生活のためには)大事だけど、それだけじゃなくて(むしろ、カネ儲けだけ、というのは嫌で)、社会のためであったり、周りの人のためであったり、とにかくお金(モノ)以外にも充足感を得られる仕事をしたい、という若者が増えている、ということなのだと思います。 今回、お問い合わせをくださった学生さんと、近々お会いしようと思います。結構、今回の学生さんのような悩みをお持ちの方も多いんじゃないでしょうか?私はそういう方とも積極的にお会いします。ご相談料はいただきません。物理的に遠い(北海道とか沖縄とかの学生さん等の)ときは、お会いするのも大変なので、メールや電話などでのやりとりが中心になるかもしれませんが、そういう方とも必ずどこかのタイミングでお会いするようにします。 なぜか。 やはり、顔が見えるコミュニケーションを大事にしたいからです。 実際にお会いして、今どんな状況で、どんな勉強などをしていて、どんな考え方をしていて、どんなことに興味があって、どんなことに腹が立ったり、怒ったりするのか・・・。そんなことを伺いながら、何かしらの方向性や選択肢、可能性などをお示しすることができればいいなあ、と考えております。 また、近く、学生さんや大学を卒業して間もない方で、(社会)起業に興味のある方を中心に、起業セミナーや交流会、そして、社会起業ゼミを始めようと考えております。 セミナーは、私や私の提携する税理士さん、社労士さんなどに講師をしていただいての「起業のための実践的なセミナー」を予定しております。もちろん、学生さんでも参加できるような良心的なお値段で開催できるようにしますね。 あと、社会起業ゼミ。いろいろな社会問題を取り上げて、その現状、問題点、現在それに取り組んでいる企業や団体の活動内容などを一緒に学び、そこから新しい事業プランを考え、ゆくゆくはゼミ生の中から社会起業に挑戦する・・・。そんなゼミを大学の外に作ろうと考えているのですが、興味、ありますか・・・?もし学生さんや学校を卒業して間もない方で興味のある方、私にメールください。10人集まったらスタートしようと思ってますので。値段は3,000円以内で月2回くらいのペースを考えております。ゼミは、学生だけで構成せず、社会人にも協力をしていただく予定です(一流の講師陣・社会人を集めることができるかどうかはお約束できません。その点はゴメンナサイ)。セミナー・交流会、ゼミのスタートはホームページとブログで告知するものとし、メールをくださった方には個別にご連絡します。 今回のブログでお伝えしたかったのは、社会起業家になりたいけど、自分は何がしたいのか、何の分野で起業したいのか、そもそもどんな社会問題があるのか・・・などでお悩みの方もお気軽にメールしてくださっても大丈夫、ということです。そういう方にも丁寧に対応させていただきますので。(少なくとも怒ったりしませんから 笑。) #
by ut-i
| 2008-06-01 00:10
私のブログはあまり当日の話ではなく、何日か前のお話を振り返るカタチで書くことが多いんですが、毎日いろいろなことが起こり、いろいろな人とお会いするんですけど、結構、ここに書けないような内容のことが多かったり(!?)します。なので、ブログに書いても差し支えないような内容を選び、差し支えないように書いておりますので、「無難なカンジ」に仕上がっているように思います・・・。
何でこんなことを書いているかといえば、今日、一緒に飲みに行かせていただいた、有限会社ピ-エムハウス 代表の林さんにあることを指摘していただき、ピンときたことがあったからです。まあ、それはおいおいで。 さて、ピーエムハウスの林さん。広告宣伝や販売促進をキーワ-ドに、事業をやっておられます。私と同じ申年生まれで私とは一回り違います。今年の3月に、某○○プリンスホテルの一室で、経営者の男性数十人、学生を中心にした女性数十人が集まる異業種交流会(・・・正直、交流会という名の合コンかキャバクラか、というカンジでしたけど。)でお会いしたのが最初でした。 名刺交換のときからとても面白くて、印象に残る方だったんです。面白いのは、自分の見せ方というか、アピールの仕方というか、さすが広告宣伝や販売促進を中心に事業をおやりになっておられるだけあるなあ、と思ったんですよ。 「ピーエムハウスの林です。午前中はあまり仕事をしたくなくて、午後から動き始めるのでピーエム(ハウス)です。仕事の話はとりあえずいいのでお酒ならご一緒できます!」みたいなことを言われたんです。 まあ、そんなわけで今日、初めてお酒をご一緒することになりました。3~4日前に林さんからお誘いがあったんですけど、そのお誘いのメールも「3月中旬に・・・で名刺交換させていただいたPMハウスの林。午前中のメールですみません。・・・」みたいな書き出しのお誘いでしたから。林さんとは仕事の関係性が今のところ全くないですし、何か仕事に発展していくかどうかも未知数なんですが、さすがに、これだけインパクトを与えてくだされば、会わないわけにはいかない、飲まないわけにはいかない、ってかんじで飲むことにしました。(「午前中のメール」といっても午前11時30分過ぎだったんですけど 笑。確かに午前中・・・とはいえ、ほとんどPMですね。) で、お酒を飲みながらいろいろお話しました。例えば、これまでの経歴、人脈、商材、失敗談など。何で私と一緒に飲むことにしたのか、私も興味があったので、ご質問しました。 「最近、ハメ外しすぎていたんで、時にはきちっとした方と会って、マジメな自分にも戻さないと、と思って。実は今日は森さんと会う前にもきちっとした方と次々と会ってきたんです。」 だそうです。ワタシ、林さんのお手伝い、できたのかなあ・・・。 そんなお話の流れで、こんなことを指摘していただきました。 「森さん、人から嫌がられることは少ないだろうね。仕事も話し方とかも人柄もきちっとしてて。隙がないカンジだね。」 さてさて、「スキ」らしいです。私も日頃思っていたんですけど、仕事がカタイから、せめてプライベートは少しやわらかくしたいなあ、って、本当に考えてたんです。最近、仕事も少しずつコツが掴めてきたこともあり、気持ちに余裕ができてきたのも事実。いろいろな諸先輩に遊びに連れて行ってもらえているのも事実。遊び心、(気持ちの)余裕、人間の幅(魅力)などなど、書物ではなかなか学べないところですね。それでいて、なかなか意識(意図)的に出せるものでもない。やはり、いろいろな経験、とりわけ失敗の経験が多いほど自然と身につくかもしれないモノかもしれませんね。 こんなこともよく聞きますね。「仕事のできる奴は、よく遊んでもいる。」って。「できる男」目指して(法に触れない程度で 笑)頑張ります。いや、あんまり深く考えないで遊ぼっと。林さんと仕事抜きでこれからお会いすることも多いかもしれません。林さんいわく「遊びと悪いことやるときは誘って。」だそうですので。 (ちなみに林さんからのアドバイスは「ピンクのワイシャツでも着てみたら。」これも遊び心の一つらしいです。もちろんTPOがありますし、士業のイメージなんかもありますけど、それもアリかな。なので、ブログもこれから軽いノリで・・・いくかどうかは考え中。無難路線か脱線系の路線か。「いい 加減」でいこうとは思ってますけどね。まあ期待はしないでくだされ。) #
by ut-i
| 2008-05-30 00:41
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