まずは「知る」こと。

10日の土曜日は、午前中に久しぶりに行政書士の木村みちる先生とお会いし、情報交換をしました。

木村先生は1年以上前に、早稲田セミナーという予備校で、一緒に行政書士業務についての勉強(実務研修講座というものです。)をさせていただいて以来、仲良くさせていただいております。柔和で素敵な先生ですが、芯はしっかりとされておられる方で、とても尊敬しております。

弁護士事務所でパートナー行政書士としてご活躍されてますが、一時期はかなりの激務をこなされていたようで、時々心配しておりました。でも、とても前向きな性格の方でもあり、それを無事に乗り越えられ、今は多少の余裕もあるとかないとか(?)、とおっしゃっておられたので、安心いたしました。
一緒に早稲田セミナーで勉強し、ほぼ同時期に行政書士としてのキャリアをスタートした仲間ですから、私も木村先生もお互いに切磋琢磨しながら成長できたらいいなあ、と思っております。


さて、午後は埼玉の浦和で「池間哲郎さん」の講演会を拝聴しました。

3月に厚木で聴講して以来、2度目の聴講です。
池間先生はNPO法人アジアチャイルドサポートの代表理事として、アジアの子どもたちの支援活動をされておられます。池間先生をはじめとして、アジアチャイルドサポートは、タイ、カンボジア、ベトナム、ミャンマーなどで学校や井戸をつくり、食糧援助や自立支援活動などを行っておられますが、すごいのは、大都市ではなく、地域の本当に貧しい農村で、とても危険な場所で、それらの活動を命懸けでやられていることです。

それはなぜか?

そこに本当のニーズがあるからです。私が先日の池間先生のお話で驚いたのは、多くのNPOや任意団体、有名人が、社会貢献活動として、学校建設・井戸つくりなどをされてますが、それらの多くは、大都市の、ある程度安全性が確保された、分かりやすい(アピールしやすい)方法での支援活動が多い、ということです。
例えば、カンボジアのプノンペン周辺は、学校が乱立しているほどである、ということもおっしゃっておられました。

アジアチャイルドサポートは、日本人が入ったことのないような貧しい農村で活動しておられます。エイズやハンセン病、ストリート(・マンホール)チルドレン、女児売春などの問題解決のために奮闘されておられるのです。

なぜ池間先生は、そのような命懸けの仕事を始められたのか?

池間先生は昔、アジアの各国をカメラを持って歩かれたそうです。そこで出会った少女の一言が忘れられなかったそうです。

「あなたの夢はなんですか?」
「私の夢は大人になるまで生きることです。」

・・・池間先生でなくても衝撃を受ける言葉かも知れません。
日本という、平和で豊かな国に生きている私たちには、想像しにくい(できない)言葉。
もしかしたら、日本全国の子どもたち一人ひとりに聞いてまわっても絶対に出てこない言葉かもしれません。

その言葉を聞いたとき、私たちは何を考え、それをどう行動に結びつけるでしょうか?

池間先生はその言葉をきっかけに、命懸けの仕事を始められました。

そして、池間先生はおっしゃいます。

まずは、そのような現実を知ること・理解することだ、と。

次に、私たち豊かな国の人たちに、ちょっとだけ我慢してもらって、分けてほしい、と。重要なのは、余りモノ・不要なモノを与えるのではない、ということです。ちょっと贅沢する(私たちの生活は日本以外の多くの国からすれば、贅沢だらけの生活なんです。)のを我慢して分けてほしい。

最後に、私たち日本人が、毎日を一生懸命に生きることだ、と。それこそが真のボランティアだ、と。

こんなに豊かな生活をできる私たち、現代日本人は、なんでこれほどの 生きにくさ を感じながら生きているのでしょうね?
なんで、こんなに社会問題であふれているんでしょうね?
なんで、こんなに多くの人たちが自ら命を絶ちたがっているんでしょうね?

残念ながら、私にはその解答をここに書くことができませんし、解説をするだけの力も知識も経験もございません。まずはやはり、「知ること」なんだと思います。そして、「考えること」です。そうしたら、あとは「動き」ましょう。
このブログが「知る」ための一助になれば、と思います。興味のある方はぜひ一度、池間先生の講演会を聞いていただきたいと思います。
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by ut-i | 2008-05-12 18:02
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